いやはや暑いですね。もうお昼かな?
いえいえ、まだ朝の8時半ですね。そうですか。
というわけで(?)、AI Cafe Gaiaのトップページに絵本語り情報を載せました。
どうぞ詳細ご覧下さい!絵本語り
そして一緒に楽しい時間を過ごしに、ぜひいらして下さい。
お待ちしてます!
2011年9月13日火曜日
18日はツナガル*LABO♪
今日も暑くなりそうです。
久々に寝起きからパソコンへ向かっております。
朝なのにこの暑さ・・・。今日も頑張りましょう!
さて、頑張らなくていいワークショップ、それはツナガル*LABOですね。はい。
あなたらしい声を出してみる、身体で、人とコミュニケーションしてみる。
人と関わることに、すっと集中してみる。
終わったらそんなことをしてました、という感じで体験して頂けるワークショップです。
人と接するのが苦手な方、声が出ないと思ってらっしゃる方、どうぞ一度ご体験ください。
もちろん楽しく身体を使ってみたい方も歓迎です。
みなさんとご一緒に楽しい2時間を過ごすのを楽しみにお待ちしています!
ご予約は、月船まで。
2011年9月7日水曜日
緊急予告!!!
とても慌ただしい限りで申し訳ありませんが、
9月30日(金)
国分寺のカフェスローにて、再び絵本を読みます。
今回から、『絵本語り』と名打つことになりました。
先月、安曇野の『森のおうち』絵本美術館へ行き、大好きないせひでこさんの原画展と、トークショーを聞いてきました。
普段は2、3年かけて一冊の絵本を仕上げていらっしゃるといういせさんですが、震災後、なんと腱鞘炎になりつつも1ヶ月で、新作『木のあかちゃんズ』(平凡社)を完成させた、とのことでした。
そのイラストの柔らかさ、愛くるしさ、そして、そこに詰まった命への敬愛に心打たれまして、
「絵本を背負って被災地を巡りたいです・・・」
と、長野でサポートして下さっている方にぽろりと話し始めていました。
この気持ちを汲み取って、長野、東京の応援して下さる方々のご協力のもと、
『東北被災地激励 絵本語り 二人旅』を決行することになり、
この活動資金を募るチャリティー絵本語りを各地で催させて頂くことになりました。
その皮切りが、つい先日お世話になった、カフェスローです。
お店の空きがなんと今月末しかない、ということで、急遽やらせて頂く運びとなりました。
なぜ、二人旅かというと、一人芝居でお世話になった、ギタリストの直樹さんと一緒に巡ることにしたからです!
なんと心強いパートナー!!あくまで仕事上ですけど!!
絵本もほぼ新しい試みのものばかりです。5冊を予定しています。
イベントタイトルは
『Lights of・・・・』
天災の続く日本で、いのちの尊さ、生きることの尊さに触れていくことで、
再び生活に愛と喜びを感じていただくような、そんな作品をお届けします。
暗闇に宿る灯りの中で、皆さんの心には、それは何の灯りに見えるのでしょうか?
そこにのせた想いが祈りとなって被災地へ送られますように・・・・。
という感じです。
もしお時間ありましたら、是非いらしてください。
前回予約が溢れてしまった方、必見です!
すぐに満席となりますので、お早めにご予約ください。
ご予約はカフェスローまで。
2011年9月4日日曜日
中條高徳さんの講演会
今日は年に数回集う、『和の会』主催の、講演会でした。
アサヒビールをスーパーアサヒドライで立て直したことで知られている、中條高徳さんの講演会でした。
現在は、アサヒビール名誉顧問をされていて、お歳は84歳。
とても気丈な方で、声もしっかりしていらっしゃいます。
私は『おじいちゃん戦争のこと教えて』という、お孫さんと中條さんの戦争に関する質疑応答書簡の著書を以前拝見させて頂き、今回の講演会がとても楽しみでした。
中條さんはとても優しく、はっきりとお話しされます。
よく、こうおっしゃるのです。
『いいかい、・・・・』
ハイ、何でしょう。という気持ちで楽しくのめり込んでしまいます。
とっても紳士にさわやかに、
『いいかい、・・・』
イイヨ、と心の中でお話しを待ってしまいます。
素敵な歴史の授業を今日は受けさせて頂いたのですが、
歴史民俗学者が打ち出す、『民族の滅びる3原則』というのは印象的でした。
1、理想を失った民族
2、ものの価値だけを価値とし、心の価値を認めない民族
3、自国の歴史を見失った民族
今の日本のようですよね?
1、子どもの夢が小さくなった、または、夢がない子どもが増えている。
2、ホリエモンを例に出されていました。
3、戦後のマッカーサーが日本の憲法を変えることを命じ、さらに歴史や神話は教えてはならないとした。
3、に関しては、日本国憲法を作ったのはマッカーサに命じられたホイットニーと24名の部下によって6日間でつくられたものだと、私も具体的に知ったのは今日が初めてでした。
こんな具合に、日本の教育では教えてもらえないことを、教えて下さいました。そして、
教育としつけの大切さもお話しされていました。
わたしがとても気に入ったのは、しつけのお話し。
戦後のしつけとは、厳しいということではない。厳しくすることがしつけではないのだよ、と。
では、何がしつけか。
してはならないことを絶対にさせない
やりたくなくてもせねばならないことをさせる
それが、しつけです、と。
最近、お友達としつけの厳しさうんぬんについてメールし合っていたので、とてもすっきりしました。
昔のように人間学を学ぶ『寺子屋』がない日本で、日本人の良さを保つために人生の先輩の教えを聞けることはとても幸せでした。
公演会後の懇親会で、『東北被災地へ絵本の朗読へ行きます』と報告したところ、
『いいかい、(←また出た!)しっかり見てくるんだよ。ああいうのをね、恩寵的試練っていうんだ』
試練は天からの恩寵だと『捉える』ことの大切さを説いて下さいました。
日常から、そういう気持ちで試練と向き合いたいですね。
一緒に撮らせて頂いた、まさに記念の一枚です。
左はギタリストの直樹さん。
優れた人は“袖すり合う縁をも生かす”のだそうです。
誰にでも等しく朗らかに向き合うお姿、学ばせてただきました。
2011年9月3日土曜日
頂きものの日
今日は、愛媛から古い友達がきてくれた上に、当時の仲間が出演するフラメンコ公演のチケットを一枚譲ってくれて、一緒に観てきました。
佐藤浩希さん、というフラメンコダンサーです。
時々テレビでも紹介されるので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
普段は曾根崎心中や、卒塔婆小町など、和物をフラメンコでされています。
今回の演目は、完全にスペイン、フラメンコ!という感じのレビューの数々でした。
タイトルも私を招いているかのようです。
『愛こそすべて』。素晴らしい。
愛媛の友人との再会は、おそらく10年ぶり!
この友人と会えるのは実は一入の喜びがありました。
彼女は、遺伝で、視野がどんどん狭くなってしまう病気を持っています。
10年前と、今。
正直どれくらい見えるかな〜。という想いもありつつ、でも、フラメンコを観に行けるのだから、と、思うと、あまり心配はしませんでした。
待ち合わせの場所で会ってみると、彼女は白杖を持っていました。
ちょっと驚きました。『どれくらい見える?』とすぐに聞いてしまいましたが、想像してるよりはしっかり見えていて、視力はあるので安心しました。
白杖を持った彼女は、以前の印象よりもずっとたくましくなっていました。
とても頼もしく、彼女と一緒にいるとたくさんの人の優しさもいっしょに経験出来ます。
彼女は、本当に強くて優しい、と思ったのは、
自分のためだけでなく、人のためにも、白杖を持ち、障害者手帳を持つことを決めたことです。
きっと本人が生きていくにはなんとか白杖なくても、もちろん障害者手帳を持たなくても、出来てしまうんですが、周りの人が困惑しないように、とても思いやって、諸々を持つことを決めたようでした。
そんな素敵な友達と、すてきなフラメンコ鑑賞。
私たちが知り合った時に、フラメンコをこれからやっていくんだ〜、と話していた浩希さんは、いまは本当に軽やかで華やかなフラメンコダンサーとなっていました。
奥様の鍵田真由子さんも、とても寛容な存在感の方で、彼女の踊りに渦に吸い込まれるように、演奏も、歌も、私たち客席も一つになっていきました。
美しく、迫力のある時間。靴音のバイブレーションが身体に残ります。
スペインギターの乾いた、甘い音色、歌声の美しさ、手拍子。そしてダンサーの情熱。
夢のような世界でした。
こんな素晴らしい舞台のチケットをくれたことを本当にありがたく思いました。
浩希さんも彼女の眼がまだ見えていたことに、喜びを隠せずにいました。
お互いに深い喜びをもらい合って、興奮も覚めやらぬまま、彼女を送り届けました。
今日は夜にもライブがあって、今度は和楽器バンドのゆる面白いライブを観に行きました。
琵琶に尺八、三味線、箏、鳴りもの、の和製ゴレンジャー。
演奏はいろいろ混ざってどうも粋です。
トークもお上手です。
一人一人におのおの師匠さんがいて、本流とは違うお遊び!という心意気をしっかり共有しています。
そこが楽しいのですね。
最後に狂言師まで登場して、エヴァンゲリオンのテーマ曲で舞いをされたときは、これまた異次元の世界に来たような気分で、不思議な気持ちでした。
帰りに、出演していた友達から、遅くなったけど、と、誕生日プレゼントをもらいました。
今日はたくさんの人から、心の頂きものをする日だったようです。
ありがとうございました。
犬
我が家には、デブなダックスフンドがいます。
本当はミニチュアなのですが、デブなので、もうミニではありません。残念。
先日、運の悪いことに、椎間板ヘルニアになりました。
胴長のダックスには多い怪我です。
久々に痛々しい、『キャイン・・・・・・!!!!』という悲痛をあげたのでどうしたのかと思うと、とてつもなく狭い足幅で後ろ足を閉じ、ひょこひょこ歩いています。
我が家のエルビスファンの母の犬のため、エルビーという名前なのですが、エルビーはもう11歳、人間でいうと66歳です。復活するだろうか。。。心配は募ります。
翌日、エルビーは後ろ足が麻痺しました。
病院ではビタミン剤をもらっただけということなので、痛み止めを飲んでる訳ではないのですが、おしりを引きずり、前足だけで歩いています。胴体の後ろ半分は左にだらんとねじれていて、後ろ足はあらぬ方向に伸びきったりしているのですが、
全然痛がらない。
感覚がないようです。
そのまま、ういろうをのませたり、元気になる水を与えたり、気孔をしたり、祈ったり、家族で何でもして、回復を祈りました。
それから数日が経ちました。
一泊、ヨガの合宿に出かけて昨日帰ると、エルビーはヒョコリヒョコリと、後ろ足も立てるようになり、右足はもう少しですが、左足はかなり復活したようでなんとか歩いていました!
こんな感じで、毎日少しずつ回復していく愛に包まれた犬を見ているだけで、毎日が感動です。
普通に歩けることが、一緒に生きていることが、とてもありがたいです。
エルビーは、いつも家族に光を届けてくれます。
ありがとう、エルビー。
そして祈って下さった皆さんに心から感謝します。