2010年11月16日火曜日
ぐわーっっっっっっ終了。
時間はあっという間に過ぎ去りました。
無事にピエタの朗読会が終了いたしました。
来場を15人から20人で予測していたにも関わらず、思いの外の29名。
ゆとりある喫茶店の一室の予定が、まごうことなき立派な朗読会会場となりました。
これでもまだ椅子が足りなくて、工夫して何脚か加えました。
ここはピアノのある喫茶店なので、こんな素敵なピアノさんがいます。
もちろん音色もバッチリ。
私も柳平さんも、ご機嫌になってしまいました。
さて、本番です。
2度目とはいえ、緊張します。今でも思い出しただけで緊張します。
平日の夜にも関わらず、びっしりの客席。
よかった。
それだけでまず一安心。
さあ、みなさんと、ピエタを創ろう。
沢山のお客さんに勇気をもらって、朗読会が始まります。
小説に出てくる、全ての登場人物が愛おしく、存分に彼らの想いを奏でていきます。
柳平さんのピアノも、心をどんどん伸びやかにしてくれます。
あ、また演奏がよくなってる。
私の朗読も調子が出て行きます。
客席から、しっかり物語に入ってくれているのが伝わります。
その小さなループを積み重ねて、無事にピエタが終わりました。
沢山のお客様が、雨で特に寒かった月曜日に、こうして来て下さったこと。
本当に本当に嬉しいです。皆さんが一緒にピエタの物語を、一人一人の心の中で楽しんでくれたから。
今回のお客さんは、終わった後、少し疲れたろうと思います。
いつもより大きな伸び幅でご自身の心を巧みに動かして、物語にのることは、とても疲れるのです。
それは心のストレッチをしたということ。だから、疲れても、気持ちよい。
それは藝術冥利に尽きるんですよね。
そのために藝術を使ってくれたら、私は嬉しいです。
あと、二人でいらっしゃるはずの方が、もう二人連れて来たよ、なんておっしゃって下さって、お客さんが増えたこと。
これほど嬉しいことはありません。
ご来場して下さったみなさま、本当にありがとうございました。
そして何より、来れなかったけど、成功を祈って下さった、来場と同じくらいの沢山の方々、
その方の祈りと優しさは、この朗読会に沢山のエネルギーを送って下さったと思います。
そのことにも深く深く、お礼申し上げます。
本当にありがとうございました。