今日は『宇宿允人の世界』へ行ってきました。
宇宿允人は、うすきまさと、と読みます。
おじいちゃんなマエストロの名前です。
宇宿允人率いる、フロイデ・フィル・ハーモニーというオーケストラの定期コンサートが池袋の芸術劇場であり、芸能人の方もちょこちょこいらしている、数年前からちょっと話題のオーケストラです。
父の仕事のご縁で私も知り合わせていただき、時々行かせていただいています。
生のオーケストラの音は、本当に心身ともに清められる、すてきな空間です。
宇宿さんは見た目、物凄くおじいちゃんに見えますが、青年のように、熱く、エネルギッシュな方です。
ステージの姿を見るたびに、この方が生きてるうちにこのコンサートへ来れてよかった、といつもありがたい気持ちになります。でも、エネルギーを頂いて帰っています。どんなに拍手を送っても、返しきれないくらいの情熱を見せてくださいます。
宇宿允人、フロイデ・フィル・ハーモニーのベートーベン『運命』で泣いた、という人が多いのですが、私は残念ながらその場に居合わせることは出来ませんでした。
今のクラシック界では、指揮者はオーケストラに雇われる、という形態のなか、宇宿さんはオケを率いています。
だから、一振り一振りに、責任と、情熱と、愛情がたっぷり注がれていて、その厳しいリハーサルを乗り越えた、タフなオーケストラのパワーが、ガーーーーッと3階席の隅まで伝わってきます。
クラシックは全く詳しくありませんが、このコンサートは私は大好きです。
皆さんも興味がありましたら是非一度、ご覧下さい。
宇宿允人の世界
最近東洋と西洋の違いを時々意識することがあるのですが、西洋の人は東洋人の『氣』が分かる感覚が一般的に(多分大まかに言うと)ない、とされているようです。その、『氣』を感じられる感覚に非常にあこがれがあるそうです。
私は自分が日本人で良かった、と思う理由は、そういう東洋ならではの繊細さも重要な要素だと思っています。
確かに、同じ道具を使っても、日本好きな西洋人の部屋は、絶対日本のようにはならないですよね。わたしはあの感覚の違いが、『氣』の感度の違いにある気がするのですが。あくまで主観です。
でも、今日のコンサートを見ていて、西洋人のすごい所は、クラシックを創りあげたところに大いにあるのではないか、と思いました。
何十人ものオケの、1つ1つの音を聞き分けられるマエストロの耳、こんなに沢山の音で1つの音楽を創りだすことをイメージして創る作曲家。
『氣』がわかる血と、『構造』がわかる血。って例えが正しいかは分かりませんが。
世界には、世界の始まりを説く書物が多数ありますが、古代のホピの予言、というものに世界の始まりについて、創造主は4つの肌の色の人種をつくり4つの仕事を与えられた、という話があるそうです。(竹内文書かなにかにもこういう話はありますよね。)
そのなかで。
『「黄色い人」は空、風、呼吸の知識を通して空気や霊的な成長についての知恵を授かりました。』
とあり、
『「白い人」にはものを創造し消費し移動する火の知識が与えられました。』
と書いてありました。
伝わるでしょうか? うん、そうだな。と、今日は思ったのでした。
ちなみにこの予言の大切なところは、『全ての(他の2色赤い人=原住民:地球の守り手、黒い人:水の知識と人間の感情の奥深さに関する知識 を含む)仕事が集結したとき、全ての生命が一つの聖なる輪のなかに存在する世界が保証される』、ということです。
参考文献:『世界を救う13人のおばあちゃんの言葉』 キャロル・シェーファー著 ゴマブックス
いろんな人種があるけれど、とりあえず皆地球人です。たぶん。
今日は初めて、西洋人をちゃんと尊敬したと思います。
いい能力が、いいことのために集うといいな。
metta