2011年1月16日日曜日

ザイコフスキーさん再来日

今日は、システマにロシアの先生が来て下さって、素敵なトレーニングタイムになりました。

公園でのトレーニングなので、寒いのだけど、楽しむほどに身体が動いて温かくなる、というメニューで、じっと観察している時だけ寒かったです。

でも、ザイコフスキーさんのトレーニングは、彼の動きを観察したくなります。なので、半分は寒い時間だったかな。。。。


彼はいつも笑顔で、とても心が柔らかくさせられてしまう人です。

以前もシステマセミナーの日記で、写真を紹介しました。


本当にシステマを楽しんでいて、他の先生のセミナーに参加した時の感想を話して下さったのですが、感想は、いかに楽しかったか、楽しさがどう広がったか、という事に焦点を当てていて、そうか、それでいいよね、という気分になりました。


まじめに楽しむ、と言うのがこの人のモットーなのかなぁ、と思いました。

今日はナイフを使って、相手の動きと同調しながら相手の戦意を取り去ってしまう、そしていつの間にかナイフを取る、という練習をしました。

彼の話していたポイントでとても印象的だったのは、

『ナイフが怖いのではなくて、ナイフを使う行動が怖さを作っている』

ということと、
この練習で受ける時は

『(ナイフを使って攻撃してくるその)行動を大切なプレゼントをもらうように扱うこと。』

だから、笑顔で相手の動きに合わせて受け止めて、そっとナイフが奪える。


字面で描いたら分かりづらいだろうし、私の表現も足りないかもしれませんが、そういう練習でした。

これはナイフトレーニングではなくて、ナイフを使って、行動の原理を確かめる練習だということを頭に置いて下さい、とおっしゃってましたが、

この練習は身体のための練習だけど、普段のコミュニケーションにも同じことですね、と後でザイコフスキーさんとお話ししたら、『それがシステマの一般的な概念ですね。そうです。』と言ってました。


システマを学んで、人に優しくなれる、人と争わない生活を選べるようになる、そういう事をどんどん磨いていこう、と改めて思った夜でした。

明日は今日よりじっくりできるセミナーです。
とても楽しみです!