今回はブッダガヤの思い出を。
デリーからインドへ入り、最初に向かった街、ブッダガヤ。
ここで子供達との楽しい交流をしました。
私がブッダガヤで訪れた、『ミネハハ・フリーエデュケーション・スクール』は、ミネハハさんという日本人歌手の方のお名前でつくられている、学費、給食費、制服、すべてを無償で提供している学校です。
子供達は遠くの村から歩いて登校してきます。
とっても、げんき!
最初に訪れた時は朝の朝礼中でした。200人くらいの子供達は私達日本人を見ると、全員起立して小さな手を胸の前で合掌して『ナマステ〜〜〜〜!!!』と挨拶してくれました。
そのあと、各教室にぎゅうぎゅうに座る子供達の前で自己紹介をすると、皆も一人ずつ自己紹介を始めてくれました。
60人くらいかなあ。ずっっと自己紹介です。
『メラナーム、○○クマリ!』(女の子)
『メラナーム、○○クマール!』(男の子)
って感じで。
沢山の子と、沢山コミュニケーションするのですが、言葉の壁が完全に崩壊しています。
みんな、目を合わせて、笑顔で声出してればおっけい!
私も驚くくらいに心が通じ合っているのが分かります。
そしてみんな、ちょっとだけ覚えている日本語を楽しそうに話してくれます。
『イッチ、ニー、サーン・・・・』20まで続きます。なぜかみんな20まで制覇しています。
とか、顔の部分を指差して、『メー、ハナー、クチビルゥー、マユゲー』とつづきます。
女の子達はここはなんて言うの?と言いながらお尻をさすので
『オシリー!!』っていいながらオシリを掴んであげると、キャーーッと喜んで走り回ります。
沢山のグループから、『アーイー、カムカム!』と呼ばれて、どこに行ってもそんな感じです。
これで1日が終わってしまうくらいに、子供達は楽しんで帰っていきます。
言葉を超越して楽しめる子供達の才能に、言葉の奥にある伝えたい、通じ合いたい気持ちの大切さを、身体で教えてくれた一週間でした。
でもインドは多言語国家。もともとインド人同士でも言語が違うことは日常茶飯事で。
ほんとにどこに行っても、勘のよさがコミュニケーションを左右します。
日本語知らないインド人でも、途中から日本語で話してても、ふつうに理解してたりします。
ほんと、インド、恐るべしデス。