昨年からのご縁で、今年も10月に宮崎へ行かせて頂きます。
今回は社会人向け、学生向け、そして中学生、小学生向け、と、いろんなことをさせて頂く予定なのですが、その中で、詩の朗読を、プログラムのひとつに入れさせて頂きました。
『おぼえておいて』(かわさきゆかり著 三五館)
日本の今の神妙な空気。なんともいえない疲れとまあ、色々ネガティブなことを感じています。
自然災害、政治、日々の色んなこと。
そんな中で、この詩の中の言葉に自分が支えられたので。
私の出来る活動として、この詩の全編を朗読して来ようと思っています。
今回は社会人向け、学生向け、そして中学生、小学生向け、と、いろんなことをさせて頂く予定なのですが、その中で、詩の朗読を、プログラムのひとつに入れさせて頂きました。
『おぼえておいて』(かわさきゆかり著 三五館)
日本の今の神妙な空気。なんともいえない疲れとまあ、色々ネガティブなことを感じています。
自然災害、政治、日々の色んなこと。
そんな中で、この詩の中の言葉に自分が支えられたので。
私の出来る活動として、この詩の全編を朗読して来ようと思っています。
その一部を紹介します。
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おぼえておいて
耳を澄ますということを
あなたを揺さぶる力が
あなたの声でないのなら
あなたの胸の奥のそのまた奥の
一番静かな場所から響く
あのかすかな風の声を聞くことを
外から聞こえる大きな声に
突きうごかされそうになるときは
心を決めてもどっていって
あなただけのあの場所へ
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『おぼえておいて』は、戦後60年の広島で、作者のかわさきゆかりさんが、
風の中に聞いた詩です。これからの私達へと運ばれた、風の言葉です。
自分の奥にちゃんとある、自分の真実をちゃんと確かめていくことが、
どんな状況でも大事だなあ、と日々実感します。
おぼえておきたいです、耳を澄ますということを。
この詩の全編もすてきです、ご興味ある方はご覧になってみてください。