2011年11月26日土曜日

☆の語録 その1

中学で、バレーボールをしていました。
今みたいなテンポのあるポイント制ではなかった頃の話しです。

私達の顧問、☆の先生。

私と妹は、この先生から得たものが、とても財産になっています。
数少ない☆の語録を、ちょっとずつ、載せてみたいと思います。


私がバレー部へ入部した時、バレー部の一年生は、男女合わせて、全部で30名ほどいました。

☆の先生も、同じ歳に、我が中学校へ転任してきた、新しい先生でした。
そして、彼は、こう言い始めました。

いいかい、僕は、君たちの事を、愛しているからね。
でも、時々怒って、職員室へ帰ってしまうかもしれない。
そのときは、悪くなくても、「すいませんでした!」と言いながら、先生を職員室に迎えにきなさい。


さわやかな笑顔な訳でもなく、ただただ、淡々と、そう言ったのでした。
でも、この人は愛してくれていると、伝わってきました。

体育会系なこのルールを、言わずもがななこの真髄を、そんな事は先に言っとく、と言う感じで、言ったのでした。

☆の先生は、体育の先生でした。いつも小指がピン、と立ってました。
無表情で、パンダみたいなサングラスをかけてました。
あの頃は、体育館の舞台の上で、煙草を吸いながら、練習を見たり、日曜日はビール飲みながら練習試合させたりしてました。
でも、とても研究熱心でした。
心理戦を、まっとうに中学生に教え込んでました。
無表情なのに、愛があって、ユーモアがあって、賢い人でした。

とても、情熱を持っていました。

そんな、どこの学校にもいたかもしれない、☆の先生の、私の心に残っている語録、時々紹介していこうと思います。