本日は東京芸術座の公演、『クラウディアの祈り』の初日を拝見しました。
この作品のために、ロシアのオムスク劇場の主演女優、イリーナさんが来日していて、彼女のワークショップを先月と先々月、受けさせていただきました。
イリーナさんは、本番と普段の区別が困難なほどに、とても自然な演技をされます。
見る人によっては、下手で何もして無いじゃないか、と思う人もいるかもしれません。
でも、私からすると、すごい人だ。。。。の一言です。10年後の目標です。
そして、今日もまぎれも無く自然で、本当に生きている一人の女性、クラウディアを見せて下さいました。
この作品は彼女の愛に全てが包まれないと成功しない作品です。と、感じます。
そして、全てが包み込まれていました。
そこに大げさな演技も瞬間もひとつもありませんでした。
終わっても、胸一杯で、こんなに感動したのは久しぶりか、初めてか、もうよく分からない、と言う感じでした。
終わってから、楽屋へ挨拶にいくと、喜んで迎えて下さり、ロシアに行っても忘れないからね、演劇頑張って下さい。と、言って下さいました。
イリーナさんとまた会えるように、成長したいと思います。
久しぶりに、強烈に舞台がやりたくなりました。
春口あい、ただいま発酵中です。