2013年11月17日日曜日

残7席となりました。

お陰様で、約ひと月後のライブですが、小さな会場のため、残席数があと、7席程度となりました。

ご予定お考え中の方は、ぜひお早目のご予約をおすすめします。


さて、父の応援をいただき、昨日は紀伊國屋サザンシアターにて、こまつ座第101回公演(すごい!)『イーハトーボの劇列車』を観てきました。

こまつ座さんは2度目の拝見となりましたが、見事で、とても面白かったです。

今回はなんてったって、宮沢賢治の生涯を描いた作品です。

『イーハトーボの劇列車』

hp→http://www.komatsuza.co.jp/program/index.html#102


宮沢賢治さんの考え方は、今の東京の、ちょうど私たち世代の感性に近い気がしました。

半農、半芸術生活を夢見てたわけで。

故井上ひさしさんの脚本も、新演出も、そして役者さんの芝居もとてもとても素敵で、一生に一度でいいから、こういう舞台に出演したいなあ、と思いました。


そして、さらには先日もお話しした、エスペラント語。
すでに大正7年にして、それを学ぶために東京へ来ていた宮沢賢治。
今でいう、英語を習得することよりも、さらに高い目的と理想を持って。


素敵な人はいつの世もいらっしゃっるのだと思いました。
ましてや、大正7年って、私の祖母すらまだ生まれてないのですよ。
その時に、今聞いてもときめくような理想を抱いて生きていた人がいたのですよね。
素敵だなあ、と思いました。


そして、今日、ウィキペディアを見てさらに驚いたのは、賢治さんは、37歳で亡くなられていること。
私は、37歳で、初めてこうして、宮沢賢治さんの作品をやりたい、と思ったということ。


人知れずの、ささやかなご縁ですが、賢治さんの言う、『透明なごちそう』をいろんな形でおすそ分け頂いて、こうして朗読できることをとても感謝して、ライブに臨もうと思いました。


12月15日、とても楽しみです。

みなさま、ぜひぜひいらしてくださいね(^^)。


2013年11月15日金曜日

童話を大人が読むとき

私が絵本を大人向けに朗読したい、と思ったのは、3年前のことです。

それまでもあらゆる方が、大人向けに絵本を読んでいらっしゃいます。

私は、常に、特別なことは何もしていなく、とことんやりたいからやる、それだけで動き続けています。


柳田邦夫さん、というジャーナリスト兼、絵本用の翻訳をされている方がいらっしゃいます。

彼は、『人生で3度』絵本を開いて欲しい、とおっしゃっていて、宣教師のように、このことを伝え続けていらっしゃいます。

こどものとき、
大人になってから、
そして、
親になった時に。

座右の絵本を、ぜひ、お持ちになってください、と。

とても素敵な考え方だな、と思っています。


今回、宮沢賢治さん、そして、やなせたかしさんの童話を朗読しますが、

童話って、子供向けのお話なわけですが、

大人が書いてるんですよね。

絵本もそうです。

そうなると、童話って、現実世界のメッセージを、柔らかく撹拌したり、オブラートにつつんで、ちょっと優しい色で見せたりしているものなのだなあ、とよくよく感じます。


そんな包まれた、ちょっと優しく見えるものを、私はいちど剥がして、ビビッドに見つめる作業をします。


これは、一体、何の物語かな?って。


そうすると、ずっしーん、とその核のテーマが心に降りて来てくれて、

それを私は汲んだ上で、またオブラートに包み直すわけです。


こんなに優しい言葉で、こんなに深いこと描いてるよ、分かるよね?って。


この『包み直し』までたどり着かないと、なんとうか、雰囲気に酔っている、子供をバカにしたような語り方になっちゃうんじゃないかな。



と、今日は帰り道に考えたのでした。これは、きっと無意識にやっているんだけれども、とても大切な消化作業の一つだな、と思います。

ただ、自分で読書するときでも、そういう視線で童話を読んでみると、なかなかなのではないでしょうか。



2013年11月13日水曜日

朗読の時間がちょっと長くなります。

皆様、ご予約ありがとうございます。順調に席が埋まってきています。

ギター50分、朗読50分の予定で作品を選んでおります。



朗読作品の都合上、どうやら朗読はもう少し長くなりそうです。10分くらいでしょうか。

休憩を含めまして、終わり時間が20時半ころになるかと思います。

どうぞご了承ください。

でも、楽しい時間はあっという間の、はずです・・・・!

引き続き御予約お待ちしております!





2013年11月8日金曜日

詳細決定!Aŭ ludi, aŭ diris~奏でたり、語ったり~

ライブのタイトルや詳細が決まりました♪

エスペラント語です。

奏でたり、語ったり。『Aŭ ludi, aŭ diris』

『アウ ルーディ、 アウ ディーリス』と読みます。

なんでエスペラント語かって?

この言葉にご興味を持たれていた、あの方。。。


そう、宮沢賢治さんの作品に挑戦するからです!


とても楽しみなので、早く雑務を済ませたくて、急いでチラシを作りました。
慌てすぎて、何度も入稿に失敗し、たぶん明日には正式に入稿出来るんだと思うのですが・・・。
紙媒体は、来週以降に発信致します!

写真は、いつか二人でライブする時のために、今年の夏に撮影して頂いてたものです。
撮っておいて、大正解!

お陰様で写真も好評です。



実は、もう一作品朗読しようと思っています。


それは、やなせたかしさん。

こちらは、今年の夏のライブにご一緒したミュージシャンが教えてくれた作品をとても気に入りまして、俄然やる気だったのですが、今回のライブ日程が決まり、あの作品をやろう!と思った矢先に、やなせさんはお亡くなりになりました。

やなせさんの童話集は、童話といっていいのか迷うほどに、大人も楽しめる作品が多く、
いろいろ転じて、一作品、選ばせて頂きました。

とても素敵です。


直樹さんとの話し合いの下、ハッピーエンドの作品を選ぶ、ということにしました。

今回は親子でも、大人だけでも楽しめる会にしたかったので。

そうそう、直樹さんにも1冊、絵本をギターで物語って頂きます。

いつもは1時間程度のライブをしていますが、今回は一人50分ずつ、約2時間を予定しています。

たっぷり楽しい夜となりますように。

私たちからならではのプレゼントも考えています。抽選で数名の方に、ご用意させて頂きます。

そんなライブの詳細は、こちらのチラシでご確認ください。


いつも応援してくださる、みなさま、そして、初めて出会うみなさまに、等しく感謝を込めて、12月15日を楽しみにしたいと思います。


小さな会場です、お早目にご予約ください。

ご来場お待ちしておりま~す!

☆ご予約→ info☆haruguchiai.com (星を@に変えてご利用ください)
         または 080-3516-6887(春口)
☆会場のhp→http://give-hearts.com/