今月もヴェーダーンタ勉強会がありました。
今回は朗読会や、KENTARO!!!くんのダンス公演とかぶってたので、行けるところだけ縫うように参加。
インドへ行きたい話しもして、どうやら年明けにはインドへ旅立てそうです。
それまでにヴェーダーンタの勉強もできるだけ触れていきたいと思います。
いよいよ、2冊のテキスト、タットヴァボータと、ヴァガバットギータの勉強がスタートしました。
わたしはヴェーディックな結婚式の話しがとても気に入って、そんな結婚観を共有出来る人に出会えたらな、と思いました。
ヴェーダーンタの勉強へ入る人は、『モクシャ』というものを求め始める人です。
『モクシャ』とは、私の感覚だと、『解脱』という意味に最も近く感じられる言葉です。
この『モクシャ』への道をパートナーと共に学んでいく、という、『ライフスタイル』を結婚とするのが、ヴェーダーンタの考え方だそうです。
と言うわけで、ヴェーディック・ウェディングでは、共にモクシャへ歩みましょう、という意味を込めて一緒に7歩、歩む、という、シンボリックな儀式をするそうです。その途中で、新婦の父が、新郎をひきとめます。何が何でも。その間に、新婦は先に7歩目へゴールします。
これは、どうか人生の最後まで、嫁を捨てずに一緒に学んで下さい、という意味だそうです。
なぜなら、サンニャシー、という、出家したお坊さんになって、人生の最後はヴェーダーンタの勉強に全てを捧げる、というライフスタイルもインドでは確立しているからです。
その時は、子育ても、社会生活も、そして夫婦も、全てを『卒業』します。
夫婦『卒業』も、とても認められている、観念のようです。
でも、この結婚式の儀式があるということは、旦那さんがサンニャシーになるのが、寂しい、自分はなりたくない、と思う女性が多いのかな?という、これは私の推測ですが。
モクシャへの道とは、とても、自由で平和な道です。
結婚が幸せではなく、二人で学べることが、幸せな気がします。そんな出会いが訪れますよう・・・・・・にっっっっっっ!