2009年9月27日日曜日

ご無沙汰

いたしました。

いろんな事があるようで、これといって何もないような時間を過ごしております。

来年、ヴェーダーンタの本場、インドのキャンプに参加しよう!ということで、これからの3か月、システマや朗読会も目白押しですが、極力ヴェーダーンタとインド英語の予習を頑張ろうと気を引き締めた次第です。

私にとってはとても勇気のいることでしたが、今までの月に一度の勉強会では1月からの渡印にいろいろ心づもりが間に合いそうにないので、スカイプのクラスで、週二日の授業も受けることにしました。

週に2日のシステマトレーニングと、週1日のヨガ、そして朗読会の稽古とその準備。
もちろん並行して続く、生きていくためのアルバイト。。。。

そこに週2日のクラスを入れるのはやはり勇気がいるんです。

結婚こそしていませんが、もはやそこは不幸中(?)の幸い、なのでしょうか、むしろ今は独身というライフスタイルで本当によかったと思うのが自然な流れになっています。ほんとに、結婚・育児って、ライフスタイルですね。



さて、来月の朗読会の『12夜』。
久しぶりのロマンスです。シェイクスピアさんはチェーホフさんより300歳も年上ですが、300年前の大衆演劇、娯楽!という感じがします。

チェーホフの作品には医者や地主や、薬屋など、庶民が多く登場しますが、シェークスピアは貴族の物語、という印象があります。それだけ庶民に夢を、貴族に娯楽を提供してきたのでしょうか。

まだまだ勉強不足ですが、古典が楽しめる歳になってきました。

さあ、貴族です。皆さんに夢と感動を。楽しみです。

2009年9月12日土曜日

キャンドルヨガ

昨晩、いつもの和室が予約出来ず、今月は公園だ!と言うことで、キャンドルヨガをしました。

『公園での火の使用は危ないので絶対にしないで下さい』

というアナウンスがまぎれも無く私に向かって流れる中、黙々とろうそくに灯をともし、

静々とヨガをしました。

参加者は私と、もう二人。

暴れるわけでもなくヨガをしていたせいか、警告の放送は一回で止まりました。

お陰様で、素晴らしいヨガの時間が訪れました。

大きな空、うっすらと広がる雲のグラデーション、いくつか瞬く星。

近くの池から、小さな滝のせせらぐ音、鈴虫の合唱。

そして、やわらかいロウソクの灯り。

その中で自分の体と向き合う時間。

全てが瞑想で、最高のバイブレーションに包まれました。ほんとに。

最後にシャバアーサナという、仰向けに寝るポーズに入った二人の真ん中で、座って目を閉じると、二人のバイブレーションもすごく良くなって来て、両側からジワジワと感じ取れるくらいでした。

キャンドルをもっと安全に設置して、今月のすてきなヨガタイムを大切に過ごそうと思ったのでした。。。

2009年9月3日木曜日

クラウディアの祈り

本日は東京芸術座の公演、『クラウディアの祈り』の初日を拝見しました。

この作品のために、ロシアのオムスク劇場の主演女優、イリーナさんが来日していて、彼女のワークショップを先月と先々月、受けさせていただきました。

イリーナさんは、本番と普段の区別が困難なほどに、とても自然な演技をされます。

見る人によっては、下手で何もして無いじゃないか、と思う人もいるかもしれません。

でも、私からすると、すごい人だ。。。。の一言です。10年後の目標です。

そして、今日もまぎれも無く自然で、本当に生きている一人の女性、クラウディアを見せて下さいました。

この作品は彼女の愛に全てが包まれないと成功しない作品です。と、感じます。

そして、全てが包み込まれていました。

そこに大げさな演技も瞬間もひとつもありませんでした。

終わっても、胸一杯で、こんなに感動したのは久しぶりか、初めてか、もうよく分からない、と言う感じでした。

終わってから、楽屋へ挨拶にいくと、喜んで迎えて下さり、ロシアに行っても忘れないからね、演劇頑張って下さい。と、言って下さいました。

イリーナさんとまた会えるように、成長したいと思います。

久しぶりに、強烈に舞台がやりたくなりました。

春口あい、ただいま発酵中です。