2009年10月4日日曜日

Mary Blair〜メアリー・ブレア展〜

その前に。
本日は朝から、いつもバイト先でお世話になっている農家さんのアースマーケット出店をお手伝いしてきました!

おいしい野菜、普段買えない野菜が沢山出店していて、売るのも買うのも楽しい時間でした。

小田原でオーガニック野菜を作っている、真壁ファーム。
このおじさまが真壁さんです。

照れオヤジで、なかなか自ら売りにいきませんが、本当に真壁さんの野菜は美味しいです。愛情がちゃんとこもってる。
食べると分かる。

でも、気取らない価格にもこだわる、優しいおじさんの作った、ちゃんとした野菜です。

トマトとパプリカは午前中で完売!
無農薬のトマトをかじりながら、他のアースマーケットへ。
そんな男性も結構いらっしゃいました。

ミニ白菜を生で試食してもらったら、皆さんその甘さに驚いて買って下さいました。
うれしかったです。私達も、ムシャムシャと、売ってる野菜を試食して、やっぱり美味しい!と、胸を張ってまた売る。
そんな空間がとても楽しかったです。

午後になり、母と一緒にメアリー・ブレア展へ。
ウォルト・ディズニーが大きく信頼を置いたアニメーション映画界の女性作家。
彼女の配色の素晴らしさ、想像力の豊かさに、沢山の推薦があり、ディズニーに採用された方だそうです。

しかし、まあ、日本は本当にディズニー大好き!アニメ大好き!だって事を肌で感じました。

こんなに素晴らしい女性の作品展がアメリカではされていないの?
これが最初で最後?
とても不思議でした。

彼女の描く、子供や赤ちゃんの絵は、温かくて、カラフルで。アメリカ版いわさきちひろのよな愛に満ちていました。

私は彼女の考案した、『ファンタジア』の幻の続編、ベイビー・バレーの、赤ちゃんのバレリーナがバーに掴まって、お尻丸見えでプリエしている絵がとっても気に入ったのですが、
お土産屋さんの混雑に負けて、探さずに帰って来てしまいました。

またどこかであのイラストに出会うのを楽しみにしようと思います。

こちらは別のイラストですが、とにかく子供がかわいいです。


展示の最後のコーナーに、撮影O.K.のコーナーがあり、そこの垂れ幕も彼女のイラストだったり。




これはファミリートーテムポール。家族への愛情あふれた人柄がにじみ出ている気がします。

お母さんの眼差しが、とっても優しいんです。








ちなみに彼女の絵本で、日本でも出版されている、“I CAN FLY”という作品があります。

それをもじって、こんなキャッチフレーズが。


何だか、このメッセージを見るために今日はここへ来たのかな、と思いました。

背中をグッと押された一日の終わりでした。