2010年12月19日日曜日

そういえば

このブログに載せている、プロフィールの写真は、

インド、リシケシのガンジス川で友達と話していて、

私が、日本に帰国したら、『ピエタ』をやりたい、そのためにローマに行ってみたいんだ、



友達に話している所を、友達が聞きながら撮影してくれた顔です。

ピエタ朗読会決意の顔!でした。。。そういえば。

ピエタコマーシャル



今日は、国立市の『月船』という、来年ピエタを朗読させて頂くお店のクリスマス会に行きました。

ピエタのコマーシャルをさせて頂きました。

こんなの初めてですが、ピエタの冒頭にしぼって、3分間だけ、抜粋でやりました。
ピアノの柳平さんも忙しいのに今日は来てくれて、朗読会の空気そのままに、ぎゅっと凝縮したピエタをちょっとだけお伝えしました。

みなさん、3分でも、涙して下さって、私も何故か泣きそうになってしまって、とてもいい空間でした。

2月に、今日の皆さんとお会い出来たら嬉しいです。

最後に柳平さんと。

子供の絵






さて、クイズです。

この絵はいつ描かれたでしょうか?


では、この絵は?


そう、これは戦時中の子供達の絵です。

戦時中です。

私に安曇野へ行くきっかけを下さった、丸山みほ子さんが、今、松本で展示会をしています。
嫁ぎ先の家の天井裏から、夫の叔父にあたる方が残していた、教え子の絵が大量に出て来たのだそうです。その数85枚以上。

この絵を、所在の分かる方に、出来るだけ早くお返ししたい、という想いで、展覧会をしています。
連絡の取れた方には、24日のクリスマスイブに、絵を返還されるそうです。

65年以上前の絵です。

こんなに綺麗に残るものでしょうか。

最初の絵なんて、最近の子供が授業で描きました、と言われても信じてしまいそうです。

こんなに綺麗に生徒さんの作品を残しておいた、先生の愛に感動しました。

安曇野の人と山







安曇野リポート。出会い編。

今回の一泊で沢山の人と出会いました。

一日目の夜は、ライブに連れて行って頂きました。

『ゆくりりっく』というバンド。

ボーカルのふまさんは、とてもグラウンディングがしっかりしている、実力派の方で、

私は最初そのエネルギーの強さに、・・・地球の方なのだろうか?と思ってしまいました。

そういえば、安曇野には宇宙人が多いって聞いたなあ。。。なんて思いながら。


彼女のリンゴ追分、すごくかっこ良かったです。なんと、2番はブラジル的な、カーニバル的な(音楽よく分からなくてごめんなさい)アレンジに。かっこ良すぎる。


途中参加した、私を連れて来て下さった、岩村さんや、まさ子さんや、たねさんや、しみずさん達が所属する、ジャグバンドの演奏も、とっても明るくて、優しくて、楽しい時間でした。

ふまさんが安曇野の人は楽しむことにどん欲なんです、とライブでお話してましたが、本当にそうでした。


ふまさんの居住まいにとても感動して、なんか、私の中から感動が薄らぎません。

そういう、パワフルな方でした。そんなライブに連れて行って下さって、皆さんありがとうございました。

翌日は『ひつじ屋』という、穂高駅前の旅の情報をゲット出来そうな、カフェへ。
店長の高橋さんは、毎年インドへ行くそうで、チェンナイで仕入れたかわいいアクセサリーも販売してました。
レンタカーや、レンタサイクルもしていて、ここからはどこへでも行けそうな気がします。

そこで、自転車を借りて、わさび棚を観てきました。

わさびよりも途中で見えた北アルプスの美しさにやられて、帰りにうっかりひつじ屋の前でカメラを落とし、誰かにふまれて液晶が壊れる、というちょっと悲しいこともありました。でも、お店の前でカメラを落としたかも、という私の連絡に対応して、駅まで探しにいってくださった高橋さん、本当に優しい方です。そいいう優しさに触れるためにカメラ落としちゃったのかなあ。。。
ひつじ屋の高橋さん。


これが美しい北アルプス。

日本人でよかった。そう、ひとりごちました。

そして、午後たっぷり問診しながら枇杷温灸をしてくれた岩村先生。

温灸後にカメラをなくしたことに気づき、おっちょこちょいな私につき合って、ひつじ屋まで再度送ってくれました。
前夜のライブから、ずっとお世話になりました。ありがとうございました。


と言うわけで、出会いたっぷりの旅でした。

地球宿(ちきゅうやど)









安曇野リポート。宿編。

ヒッチハイクで旅をする太朗ちゃんの情報を得て、中尾さんに紹介してもらった安曇野のゲストハウス、『地球宿』。

AI Cafe Gaiaプロジェクト で、地球宿に泊まる。
何だかとても自然な流れだったのかもしれない。

安曇野には沢山あるようです、古民家。

望さん、こと、望三郎さんがオーナー。

丁度訪れた日には、『半農半X』という冊子を望さん達が出版したてで、早速一冊買わせて頂きました。
元は北海道の方が提唱した、半自給自足な生活。
安曇野には実際畑を借りたりして、自分の野菜は自分で作る、自分の米は自分で作る、ということを実践してる人が多いそうです。半分農業、半分仕事。素敵ですね。

土は人の毒素を吸い取ってくれるし(裸足ならね)、心も優しくしてくれる。
それだけの土がある事自体、東京人には縁遠いこともあります。国分寺は比較的土がありますが。


その晩の取材が翌日の新聞に載って、購入の問い合わせが朝から次々にかかって来てました。


あの本、すぐに売れちゃうだろうな〜。。。300円ですから。長野の至る所から問い合わせが来ていました。


そんなすてきな発信もしている地球宿、自然分娩を臨んで安曇野の助産院を訪れる人のために、産前産後の生活の場としても提供しているそうです。
奥さんの悦子さんのやる気で成り立っている、と望さんは言います。
二人のお子さんを持つ悦子さん、妊婦さんの気持ちのよき理解者ですものね。素敵な方です。

この宿で初めて湯たんぽを使いました。
とてもあったかい。

翌日の洗顔も使える。

何なら、目覚めの白湯にも飲めたな。。。。

湯たんぽ、買おう、と思いました。


明け方にあられが降ったそうで、綺麗な雪の結晶が撮れました。


望さん、悦子さんと。


次はもっといろいろお話聞きたいです。また泊まりに行きたくなる宿です。