2012年8月31日金曜日

山根麻以さん、AHSA+ FREEDOMのライブへ!

以前から、瞑想会でお世話になっている、山根麻以さん、別名ASHA+ FREEDOMのライブに初参戦してきました。

かつて、『cowboy bebap』の『blue』という歌を歌われていて、いまや業界では、麻以さんのバックコーラスが入るCDは売れる、と、話題になり、そうそうたるビッグアーティストのレコーディングに携わってきた、麻以さん。そのクオリティは、ずば抜けていました。

今日は、国立の『地球屋』というライブハウスでした。

麻以さんは、とってもやさしく、でも、いい意味で太い、歌声。

初めて、ミュージシャンの麻以さんを観れて、私はウキウキでした。

音域も広くて、弾き語りのキーボードもとっても素敵。

低い筈の天井がたかーく感じられるライブでした。

宇宙の光がどんどん降り注ぐような、そんなライブで、終わったら、心が柔らかく緩んでました。

素敵だなぁ、と思います。お客さんを盛り上げたのに、緩ませてるなんて。

目指す領域が、またひとつ増えました。

ますます、麻以さんに魅了された夜でした(^^)。

2012年8月30日木曜日

岩手県、宮城県へ行きました!2



さて、石巻へ移動します。

せっかくなので、海岸線45号沿いに、岩手から南下しました。
陸前高田の、立ち残った5階建てのアパートたちを見ながら、お昼には気仙沼を目指します。
気仙沼では、あの、『ヤマト』とあだなのついた船が、まだそのままになっていました。
車を止め易いようにか、前の道路が広く作られていました。

その前には仏前が出来ていました。
 夏休みなので、ご家族で見に来ている方もいらっしゃり、女の子が、一人合掌していました。
 看板の文字、読めるでしょうか。

そして、気仙沼横町へ!
店内には、沢山のメッセージが!
テーブル
 壁
 勿論天井にもありました。
美味しかったです!

そして、南三陸、本吉町などを見ながら、石巻へ。さらに、女川へと向かいます。

女川では、知り合いの方の紹介で、『ママサポーターズ』代表の、八木純子さんとお会いしました。

道に迷って、町立病院へ行ってしまい、丘の上という事もあり、八木さんがその丘の上の景色を見ながら、3.11当時のこと、そして、今の現状をお話しして下さいました。

勿論、全てが流されてしまった人の苦労は、あるのですが、八木さんの場合、ご家族も無事で、家も残ったのだそうです。でも、家があるがために大変、という事もあるようで、
受験生だったお子さんは、家が流されていた人と同じように勉強出来ない環境に居たのですが、被災者枠には考慮されず、大学に入れなかったそうです。
そして、八木さん自身は、被災当時、避難所で乳幼児を預かって、育児中のママ達のサポートを始めました。
時とともに、保育園は復活し、今度は老人の方達が目につくようになり、話しをきくと、家が流されなかったご老人は、仮設に入っていないがために、逆にメンタルケア等のサポートがなく、特にボランティアさんが顔を出す事もないので、孤立していく事が分かったのだそうです。

 そこで、そんなお婆ちゃん達が、人と交流する機会をサポートしたいと、布草履の制作、販売を始めたとの事です。

これがその、布草履。

 これは子供用を注文されて作ったのだそう。色もかわいいですね!でも、全部配色は違う!すごい!
 八木さんです。冷静と、情熱を掛け合わせた人です。
 私が購入した、布草履。1500円です。女川のは、芯を使わず、かぎ針で編んでいるのが特徴です。

花緒もかわいいです!

 ストラップも買いました。こちらは150円。
かわいい。
『ありがとうございました。私達の希望が、ひと編みひと編みに。』と書いてあります。

この町が復興したとき、このお婆ちゃん達はもう生きてないかもしれない。そんなお婆ちゃんたちが、今に充実出来るように、お手伝いしたい、と八木さんはおっしゃってました。
私達も、次回はおばちゃん達に会いにきたいと思います。
そして、チャリティライブで、布草履の販売と、お婆ちゃんたちが草履を作るための古着Tシャツ集めをしようと思っています。

みなさん、ご協ください!

 

みなさん、着なくなったTシャツ、ぜひぜひ下さい!


釜石で、高校生に出会いました。

御陰様の、東北行脚、岩手県の保育園を2ヶ所回りました。
じつは、そのお昼に、釜石駅前のシープラザ釜石という、物産販売所へ行きました。

そこで、北九州の高校生達が、ダンスを踊りにきていました。
彼らは、ずっと東北のためにチャリティーライブを行い、今回初めて、東北へ来たんだそうです。

たまたま、施設内でのステージでダンスがあったので、拝見させて頂きました。




これは、最後にダンス部全員で踊っていた、ロックダンス。

その迫力と、生き生きした眼差し、熱意に、とても感動しました。

『出来る事で、応援したい』

その言葉の意味を深く再確認出来た気がします。

いい刺激を頂きました。勝手に、励まされました。

胸いっぱいの直樹さん、駐車場を出る時に車で高校生とすれ違うと、無言で親指を立てて、グッド!と、サインを送ってました。高校生に、伝わったかなぁ。
 

岩手県、宮城県へ行ってきました!1

これは、今月の鵜住居町の景色です。雪原のように雪が積もっていた鵜住居は、青々とした雑草で、緑色になっていました。全てが流された、町。高台から観ると、よく分かります。


御陰様で、岩手県の保育園2ヶ所、そして、宮城県へ状況を見に行って参りました。

本当に皆様のお陰です。

保育園は、急遽保育園の事情で日程が変更となり、8月22日に、鵜住居保育園、釜石保育園の2カ所を一気に回って参りました。

鵜住居保育園では、先生方に、今の状況、大人達の生の声を頂きました。

ビデオで取材させて頂いたので、再び、チャリティライブで、上映したいと思います。

例年に増す暑さにもかかわらず、どちらの保育園も、子供達はとっても元気でした。

今回は、暑いし、子供の集中力も考慮して、45分程度の内容でお持ちしたのですが、子供達は、『観る、楽しむ』体力がずいぶんついてきて、あっという間のようでした。

個人的にとても嬉しかったのは、『あ、きれいなお姉ちゃんが来た〜』と、どちらの保育園でも、言われた事です。
今回は、頭をおだんごにして、いつもの猫の帽子をかぶってなかったのですが、それが新鮮(?)だったようで、お母さんとはなれて、ぐずってた子もきれいなお姉さんを見て泣き止んだと言う、私の人生でも記録的な出来事が起こりました。

岩手県の保育園は今回3度目、という事もあって、子供達が私達を大分覚えてくれていた事がとても印象的でした。

釜石保育園では、直樹さんが大人気!
私達が、荷物の搬入をしていると、子供達が集まってきました。
開口一番、『あ、絵本の人だ〜!ギターのお兄さんは???』『お兄さんどこ?』
ギターの熊さんこと、直樹さんは大分、印象深いようでした。

始まる前に、マイクで、『コォンニィチィワ〜〜〜〜』と、直樹さんが低い声でふざけて言うと、大爆笑です。直樹さんのこと大好きだな、皆・・・。

もはや、『コン。』だけでどっかんどっかん。
終いには、『コ。』で、ひーひー笑ってました。
いや、まだ始まってないんですけどね。
子供のツボって、凄いですね。それを心得ている直樹さんにも感心しました。

 各保育園、反応は違うのですが、相変わらず興味津々に絵本の世界にのめり込み、そして、歌や、遊びを楽しんでくれました。

いやー、会いたかった!会えた!嬉しかった!純粋にそんな気持ちでした。

皆さんが託して下さった想いと、子供達の元気を交換してきたような気がします。

鵜住居保育園は、新しい土地が決まりました!来年度からはそちらに移動する予定だそうです。新しい鵜住居小学校の、すぐ近くです。

 そして、今回は、知り合いの紹介で、石巻に住み、女川で活動している、『ママサポーターズ』代表、八木純子さんとお会いしてきました。

と言うわけで、岩手の宿を出て、石巻へ向かいます!

つづく。


2012年8月5日日曜日

東北へ行ってきます!

皆様の御陰様で、資金が出来ましたので、東北へ再び絵本を読みに行かせて頂きます!

8月22日 鵜住居保育園(岩手県鵜住居町)
8月23日 釜石保育園(岩手県釜石市)
9月5日  梅香保育園(福島県いわき市)

です。

読む絵本はまだ検討中です。

でも、驚いた事に、国分寺には昔からの絵本屋さんがあった事が分かりました!
絵本とおはなしのお店 おばあちゃんの知恵袋』といいます。
なんとNPOで経営されているためか、無料でお茶とお菓子をそっと出して下さいます!絵本は読み放題で、勿論販売用なのですぐに買えます!

なんと心強い!
読み聴かせ歴の長いご主人が、アドバイスを下さり、今回の絵本は更にこどもが楽しめるものになりそうです。

どうしても自分がいいと感じるものが、こどもには長過ぎる、という感じがあったのですが、今回は上手く解決しそうです。

とても楽しみです!

国分寺も、活動の場が広がりそうで、楽しみ!

友は宝!

今日は久しぶりに個人的な出来事です。

久しぶりに、ゆっくりと次回の朗読会の事を考える時間が持てた土曜日、一人になりたくてお茶しに出かけました。
帰りに商店街を歩いていると、『春口!』と。

私を春口と呼ぶのは中学の同級生だけです。

気づくと、今、フィリピンにいる筈の同級生が目の前に!

お盆で帰郷中でした。

去年はガリガリにやつれていて、辛い仕事をしてるんだろうなあ、と思ってたけど、普通の顔に戻っていて、会った途端に一安心。

偶然彼も時間を持て余してたので、余してる同士で、お茶をしました。

いま、彼はフィリピンの日本大使館で警備の仕事をしています。
日本から家族も連れて行き、こどもも二人。

私とは全く異なる人生を送っているけれど、旅が好きだったり、絵を描く事が好きだったり、なんやかんやで人が好きだったりするので、彼の感性のお陰で話せる事は以外と尽きない。

普段は、5人くらいでよく会うメンバーなんだけど、ふと、二人で食事したり、鍋したり、お茶したりする事が何年かに1度ある。

 自由人過ぎる私には、好んでそうな訳では決してないのだけど、職場仲間というものが普段はいなくて、時に寂しさを感じる事もあり。
でも、こうしてふっと現れる友は、気づくと13歳から、23年目の付き合いで。会えば話しが尽きなくて、学生時代は気づくと3時、4時という事もよくあったなあ、なんて思い出させてくれる。

マメに会えなくても、きっとこれからも切れる事無なくつき合って行く友がいる事が、こんなに嬉しく感じたことも久しぶりで、すこし寂しさにくじけそうになってた私は、今日の再会で再び潤いました。

友は宝ですね!