2013年6月17日月曜日

早稲田で、ゲスト講師をしてきました♪

先日、6月15日に、早稲田大学にて、ゲストに呼んで頂きました! 早稲田大学教育学部「授業に活かす朗読講座」集中講義今年度第3回目。今日のテーマは「読み聞かせが教えてくれること」。
アナウンサーのかたや、プロの朗読家の方がいらしていた、前2回。
今回のテーマは「読みきかせ」です。

誰でもなかなか叶わぬ事ですが、『届けたいものを、届ける』ということを、読み聞かせを通しての、今回の大事な課題にしました。

『届ける』ことと、『発する』ことは、違います。
発するだけで満足している人を見ているのは、うっかりかっこわるく転んでしまった人を見てしまったくらい、見てる人が、恥ずかしいものです。やってる人より、見てる人がね。
なので、見ている人を辱めない事はとても大切だと思うのです。これは私の自論ですが。

どんな相手に届けたいか、届けるためには、どんな風に声を出せばいいのか、作品を通じてどんな想いを、届けたいのか。など、いろいろ声を出す前に話し合ったり、ウォーミングアップしてもらったりしました。

もちろん私達も、絵本を2冊、デモンストレーションでやらせて頂きました。
そのうちの1冊は、先生のご希望で、直樹さんのギターのみで!そしてもう一冊はいつものように、朗読とギターで。

今回の学生さんたちはラッキーです。
みなさん、グループごとに1冊の絵本読みきかせに挑戦してもらいましたが、各グループⅠシーンずつ、直樹さんにギターで音を入れてもらいました。

みなさん、どこに入れたら効果的か、ということも考えてもらいました。

ただ声を発するのではなく、作品がどうしたら効果的に伝わるか、その作品のいい所って何か、皆さんに考えてもらいました。

それ無しに気持ちよく声を出しても、『発する』事にしか結びつかないからです。

たとえ教師にならなくても、人は必ず人前で何かを伝えなければならない場面に出くわします。『届ける』意識を持つ事は、何をやっても大切な事なのです。

皆さん、消化不慮も何かと多い、課題盛りだくさんの授業でしたが、このフラストレーションで来月の発表会への意気込みに繋いで下されば、と思います。

授業の感想はまだ拝読してないので、また学生さんたちがどう感じたか、お伝えしたいと思います!

ゲストに招いて下さった、中村先生、そして、記録の撮影をしてくださった、太朗ちゃん、ありがとうございました!
グループワークは、うろうろ徘徊して、みなさんが何を汲み取ろうとしてるか観てます。

音を入れる箇所を相談中。直樹さん、忙しかったです!

時々、役としてどんな風に読んだらいいか、なんて質問もありました。


授業の間も、中村先生といろいろ気づきをシェアしたり。


直樹さん、各グループと真剣に共演してます。因にみなさんの雰囲気をキャッチしての即興演奏!

今回の消化不良をぜひ発表に生かして下さい!とお伝え中。

このまま東北へ向かう私達に、中村さんから応援カンパ!翌日に美味しいラーメンを頂きました♪ありがとうございました!